非日常体験を楽しめる上越線!

高崎駅から新潟方面に北上していく上越線。雄大な谷川岳の自然を目指して走る「SL ぐんま みなかみ」号はC61型20号機「シロクイチ」がけん引する路線です。前照灯を灯して夜の上越線を走る「SL YOGISYAみなかみ」など、日常とは一味違った雰囲気を体験できるのも上越線の魅力です。

 

SL ぐんま みなかみ(7月~9月の週末運転)

SL YOGISYAみなかみ(7月6日運転)

 

運行時刻表

SLぐんま みなかみ号【全車指定席】(指定席料金 大人520円、こども260円)

【行き】高崎9:56発 ➡ 新前橋10:14発 ➡ 渋川10:34着/10:55発 ➡ 沼田11:24着 ➡ 後閑11:43着 ➡ 水上12:03着

【帰り】水上15:20発 ➡ 後閑15:39発 ➡ 沼田15:52発 ➡ 渋川16:21着/16:35発 ➡ 新前橋16:55着 ➡ 高崎17:13着

 

SL YOGISYA みなかみ号【全車指定席】(指定席料金 大人520円、こども260円)

【行き】高崎16:50発 ➡ 新前橋17:08発 ➡ 渋川17:41発 ➡ 沼田18:10着 ➡ 後閑18:31着 ➡ 水上18:52着

【帰り】水上20:41発 ➡ 後閑21:00発 ➡ 沼田21:16発 ➡ 渋川21:44着/ ➡ 新前橋22:25着 ➡ 高崎22:38着

東京からのオススメ列車

新幹線【行き】

MAXとき307号 東京8:24発 ➡ 高崎9:18着

はくたか555号 東京8:44発 ➡ 高崎9:33着

【帰り】

MAXとき334号 高崎17:42発 ➡ 東京18:40着

あさま628号  高崎18:00発 ➡ 高崎18:52着

【SL YOGISYAみなかみ号の場合】

【行き】とき29号 東京15:24発 ➡ 高崎16:30着

【帰り】MAXとき350号 高崎22:50発 ➡ 東京23:40着

 

ぐんまを走るSL「C6120」

STEAM LOCOMOTIVE(SL) C61 20

D51型498号機と共にJR東日本高崎支社が保有するSL、C61型20号機、1949年8月1日、広島県三原市(三菱重工三原製作所)で製造されました。青森、仙台、宮崎などを経て、1973年まで活躍しました。引退後は伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で動態保存されました。その後、2011年に復元されました。同年6月に東日本大震災復興を願う列車として「がんばろう日本!」のヘッドマークを揚げて復活運転を開始します。以後はイベント列車として活躍しています。

ぐんまを走るSL「D51 498」

日本の現行ダイヤから廃止されてすでに40年以上。週末、ぐんまの山並みをモクモクと煙を吐きながら山を駆け上るSL蒸気機関車「D51 498」。 旧型客車を牽引して、大自然の紅葉の山々を走り抜けていく姿はまさしく感激の時を与えてくれる。

STEAM LOCOMOTIVE (SL) D51 498

D51(デゴイチ)の愛称で人気のあるSLです。D51型498号機は、現在JR東日本高崎支社が動態保存している蒸気機関車です。現在、D51としては、日本でただひとつ本線を走るSLです。1940年11月24日、兵庫県神戸市(旧鉄道省鷹取工場)で製造されました。岡山、大阪、福島、新潟などで運行。1972年まで活躍し、引退後は上越線後閑駅で動態保存されました。その後SL復活の動きが持ち上がり、1988年当時来日していた「オリエント急行」を牽引し、復活を果たしました。以降「JR東日本の顔」として群馬県内をホームグランドにイベント列車などで活躍しています。

 

SLにけん引される客車たち

12系客車(スハフ12-161 定員80名、オハ12-369 定員88名など 6両編成)

1969年~1978年まで製造された急行型座席客車です。1970年以降の旅客数の増大に対応するために作られました。ブルーの車体と2本のホワイトラインが印象的です。冷暖房完備と自動ドアタイプとして客車として初採用されました。その後の国鉄客車のモデルとなりました。

 

旧型客車(オハニ36-11 定員48名、オハフ47-2246 定員88名、スハフ42-2234 定員80名など 6両編成)

1955~1965年以前に製造された客車の総称です。当時の状態を留めている木製の内装を残し、昔ながらの雰囲気が漂う客車でノスタルジックな旅を味わえます。寒い日はSLからの熱源を使い、蒸気暖房で車内を温めます。

懐かしの旧型客車とは?

旧型客車とは旧日本国有鉄道(国鉄)の客車のうち、10系とよばれる1950年代から製造された軽量化車両に対して、それ以前に製作された客車の便宜的な呼称です。略して旧客。在来型客車・一般形客車ともよばれています。その呼び方から一般形に分類されることもあるが正式な意味で分類されるものではありません。その旧型客車の特徴は茶色の車体、ニースで塗装された木製の車内、青いモケット(パイル生地の一種)のボックスシートです。この客車は客車列車が1両単位で列車の編成で組んでいます。これは列車ごとに編成順序が決められているため、列車の性質上、最後尾に緩急車や展望車を連結する必要ですが、編成の組成に制約を受けず、形式を問わずどのような組み合わせでも連結し、1つの列車として組成して使用することができるようになっています。

かっては全国各線で縦横無尽に使用されてきました。しかい、サービス面や安全上の問題から数は減らし、1986年に一部の線区を除き国鉄から姿を消しました。JR東日本の高崎支社では、この旧型客車をドアやトイレを改良など行い今でも7両がイベント列車として「SLぐんま みなかみ」「SL YOGISHA みなかみ」として現役で活躍しています。

高崎支社の旧型客車は、製造した年代などにより床や網棚など車両が1両1両異なり、その違いを感じながら、昔懐かしい汽車旅気分を楽しめます。

高崎車両センターいある旧型客車の種類

スハフ32 2357

戦前の急行用三等緩急車です。1938(昭和13)年、丸屋根、小窓付き車両スハフ34 658として誕生しました。1941(昭和16)年称号改正により、スハフ32 357に変更となりました。その後、電気暖房工事が行われ、スハフ32 2357に車号が変更されました。

オハニ36 11

三等荷物車、1955(昭和30)年に誕生し、車内は中央部に洗面所と便所が設けられ、両側に三等室と荷物室が配置されています。台車をTR52に振替えた際、客車の自重が減ったため車号がスハニに変更されました。

スハフ42 2234

スハフ42は戦後の代表的な普通座席車・スハフ43系列の車掌室付き客車(緩急車)として製造されました。車掌室のデッキの外側に設けられており、外観から一目で緩急車とわかります。

オハ47 2266

オハ47はスハ43として製造されましたが、当時使用していた台車(TR47)を別の客車に流用したため、新たに別の台車(TR23)が取り付けられました。台車を振替えた際、客室の自重が減ったため、車号もスハ43からオハ47に変更されました。なお、高崎車両センター所属のスハフ42、オハフ47はいずれも常磐線や東北本線などで活躍した客車です。

 

《SLの煙の秘密》

SLの煙突から吐き出される黒い煙は迫力満点。しかし、この黒い煙は石炭をくべすぎて不完全燃焼を起こしている時にでます。つまり、それは石炭の無駄遣いをしている状態なのです。段取り良く石炭をくべて完全燃焼をさせると、あまり黒い煙を出すことはありません。白い煙のほうが実は効率的に運転をしていることになります。ただし、急勾配の上り坂は多くの石炭をくべなければいけません。だから山を登るSLは黒い煙もモクモクと吐きながら坂を登っていきます。

たとえば、天皇陛下のご乗車される特別列車(お召列車)の運転の際は、質の良き石炭に、技量の高い機関士と期間助手が選ばれるので、ほとんど黒い煙を出さずに運転していたそうです。

今では迫力を出すために補助用の重油をわざわざ不完全燃焼させて、黒い煙を出させて走らせることもあるそうです。やはり、黒い煙の方の人気はあるようですね。きっとそれは、黒い煙を吐きながらシリンダーやロッドを一生懸命に動かし動輪を前へ進める様子は、まるで人が歯を食いしばり前に進もうとする姿と重ねるのでしょう。

鉄道博物館 「FAN! FAN!SL! SLの煙のヒミツ」 参照

 

 

※参考文献:JT東日本 高崎支社 パンフレット「ぐんまのススメ群馬」、ぐんま旅と鉄道の情報誌「ガタン」、 Gatanぐんま旅と鉄道の情報誌「ガタン」JR東日本高崎支社発行 パンフレットより

 

 

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