SL銀河に乗ると、いつの間にか賢治の世界へと誘わていくことに気づく。まさに「時空を超える旅」だ。

わたし、娘と一緒にSL銀河に乗り、地球が空まで伸びていくような賢治の「少宇宙」の中に、親子の絆を新たに感じることができた。その旅はどのくらい続いたのだろうか?本当にたった4時間余りだったのだろうか? 娘とわたしにとって、それは一生続く旅になったに違いない。

ロジャー・パルバース(宮沢賢治関連の展示・監修作家・劇作家・演出家)

URL: https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/galaxysl.html

★『銀河鉄道の夜』に登場する星座や動物がデザインされた車体!

花巻~釜石間を走るJR釜石線。区間(営業キロ)は90・2㎞。駅数は24駅あります。そこに週末「SL銀河」号が走ります。SLが牽引する4つの客車に描かれた模様は『銀河鉄道の夜』に登場する星座や動物がモチーフです。

はくちょう座、わし座、さそり座、ふくろう、ラッコ、鷺(さぎ)など、まるでそのまま物語の中から飛び出したかのよう。また、車体を染め上げているのは奥山清行氏が選んだこだわりの「青」。トーンの異なる8色もの青を塗り分けることで、夜が明けて、朝へと変わりゆく空を表現しています。ジャンバーニとカンパネルラの二人が乗っていたのも、こんな列車だったかもしれません!

SL銀河はC58型239号機が「青」をトーンとした4両の客車を牽引

 《1号車》

★ 「銀河鉄道の夜」の世界を体感できるプラネタリウム

1号車のプラネタリウムでは、「銀河鉄道の夜」をテーマにした天体ショーを上映。賢治が描いた物語の世界と、日本を代表するプラネタリウムクリエイター大平貴之氏のMEGARSTAR-Jr.が映し出す星空とのコラボレーション。昨年(2018年)は、よりきらびやかなシーン構成による別バーションもお目見えします。美しい星空と共にSL銀河ならでの特別な時間を体験してください。

上映時間:約10分 

 

《2号車》

★ 賢治ギャラリー① ~イーハトープと賢治~

イーハトープの地図やエスぺライト語の駅名表記をはじめ、世界の文学や科学、天文学など幅広い知識を活かし、「イーハトープ」という理想郷を実現しようとした賢治の足跡を辿ります。

★ ライブラリー

『銀河鉄道の夜』をはじめとする童話や『春と修羅』などの詩集から評論や辞書まで、賢治の世界にたっぷり浸れる書籍を集めました。列車内でご自由にお読みいただけます。

 

《3号車》

★ 賢治ギャラリー② ~ソーシャルデザインと賢治~

農業技術や科学、さらに芸術なども教える私塾「羅須地人協会」を設立した賢治。地域の活性化に奔走した賢治はまさに ”ひとりNPO”。19世紀に生まれた賢治から、21世紀の私たちに伝えたいメッセージがあります。

★ 賢治ギャラリー③ ~『銀河鉄道の夜』と賢治~

賢治が創り出した、時空を越えて走る銀河鉄道。その世界観を感じてください。『銀河鉄道の夜』の精密な複写原稿や作品中での鍵となるアイテムがあります。

 

《4号車》

★ 賢治ギャラリー④ ~ アーティスト賢治 ~

自然科学の知識だけでなく、絵画やイラスト、設計、さらに『星めぐりの歌』などの作詞、作曲までこなした賢治。元祖マルチクリエイターとして賢治を垣間見ることができます。

★ SLギャラリー[ad#ktaka]

C58型蒸気機関車の図面や製造風景などをはじめ、盛岡市の岩手県営運動場公園内の交通公園に展示保存されていた「C58 239」が復元され、復活するまでの記録が写真で綴られています。

 

 

 

快速「SL銀河」時刻表 / 運転日

URL: https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/galaxysl.html

運賃

※ 編成:SL「C58 239」+キハ141系4両。全車指定席

≪指定席料金≫ ※ご乗車の際は、目的地までの乗車券と指定席券が必要となります。

おとな 820円

こども 410円

 

 

参考文献:「宮沢賢治RAILWAY TO THE STARS SL銀河」パンフレットより

 

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