醤油・味噌蔵をリノベーションして、クラフト作家の工房兼ギャラリーやカフェのまちへ

金沢市北西の日本海に面する港「大野」。千葉の野田、銚子や兵庫の龍野、小豆島とともに醤油の5大産地として数えられ、江戸時代には、蔵から醤油樽が船積みされ、遠く江戸の加賀藩邸まで運ばれたそうです。

その大野は、醤油・味噌蔵をリノベーションして、クラフト作家の工房兼ギャラリーやカフェのまちでもあります。一部の工房ではガラス工芸の制作体験が可能。カフェでは醤油や味噌を使ったメニューを味わうことができ、散策以外の楽しみ方ができます。

江戸時代には醬油樽が蔵から船積みされ、江戸の加賀藩邸まで運ばれていた歴史があります。街中には古い醤油蔵が今でも建ち並んでいて、路地裏に入るとレトロな雰囲気が満天。糀を使った料理や寿司など、海を望む醤油産地ならでの食の魅力もいっぱいです。

「甘口(うまくち)」と呼ばれる大野の醤油は、ほどよい甘さとコクが特徴です。煮込みや刺身などの魚料理に適しており、金沢の食文化を古くから支え続けています。大野の醤油醸造のほか、江戸時代末期に商人の支援を受けて発明に従事した大野弁吉の足跡を紹介する「大野からくり記念館」もあります。

 

スタジオ・プラスG

ガラス造形家の市川篤氏の個人工房です。ガラスを素材としながらも、ジャンルにとらわれず、建築、インテリア、美術など様々な分野にアプローチし、「ガラスの持つ可能性と手づくりの温もり」を大切にしているそうです。また、ガラス体験、教室、ワークショップ、そして、ショップ&ギャラリーと多くの人とのコミュニケーションにも力を入れているそうです。気軽にガラスと触れ合える工房です。

  • 住所:金沢市大野町4-16
  • ☎090-8266-7490(体験はなるべく予約)
  • 営業時間:10:00~17:00(土日のみ営業)
  • 定休日:月曜~金曜日
  • アクセサリー作り体験 2、000円~
  • トンボ作り体験1,600円~
  • サンドプラスト体験1,000円~、
  • フォトフレーム制作体験4,500円(要予約)
  • スタジオ・プラスG サイト http://glass.studio-plusg.com/top.html
  • ガラス体験 http://glass.studio-plusg.com/workshop1.html

 

ぎゃるり・いっかん

中村博光さん、多喜美さん夫婦が営む陶房&ギャラリー。「用の美」を追求する博光さん、猫をモチーフとする多喜美さんの作品を展示しています。陶芸体験も可能です。

  • 住所:金沢市大野町6-2
  • ☎076-268-0864
  • 営業時間:10:00~17:00(体験:土日2時間程度、予約要)
  • 定休日:月曜~金曜日
  • 体験料金:子供1人2,000円、大人3,500円、親子ペア―5,000円
  • ぎゃるり・いっかんURL  : http://oono-ikkan.sakura.ne.jp/

 

たくまポタリー

元は醤油蔵だった工房です。料理の脇役となる日用の器を宅間祐子さんが制作。白くかわいい花形の小皿など、作り手のやさしい感性が映し出されています。

  • 住所:金沢市大野町5-32
  • ☎090-4188-6420
  • 営業時間:不定
  • 定休日:不定休
  • 作品 1,296円~
  • たくまポタリーサイト http://www.monsen.jp/takumapottery/

 

もろみ蔵(もろみぐら)

築100年を超える醤油蔵を改造したカフェ&ギャラリーです。テーブルや椅子も醤油桶を再利用。アンテナショップとして地元蔵元の商品も販売しています。

  • 住所:金沢市大野町2-39
  • ☎076-267-6638
  • 営業時間:11:00~18:00(土・日曜・祝日10:00~)
  • 定休日 :毎水曜及び年末年始定休/入館無料
  • しょうゆソフトクリーム280円
  • もろみ蔵サイト http://www.sakane.net/kanazawa/moromigura/index.htm

 

味噌蔵カフェきくや

1895(明治28)年創業の味噌蔵元が営むカフェです。土蔵を改装したスペースで、加質の和紅茶やコーヒーなどいただきながら、くつろぐことができます。

  • 住所:金沢市大野町5-33
  • ☎076-267-0156
  • 営業時間:11:30~15:30
  • 定休日:月曜日 第3土・日曜日
  • 加賀の和紅茶450円、こんにゃく田楽350円
  • Facebook   : https://www.facebook.com/kikuyacafe/

 

醤油処 直江屋源兵衛

1825(文政8)年創業の直源醤油が、もろみを熟成させていた蔵を改装したショールーム&カフェ。築100年を超える蔵の中では自社商品を販売しています。カフェスペースでは、醤油を使ったデザートメニューも用意しています。

  • 住所:金沢市大野町4-16
  • ☎076-268-1300
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:水曜日(予約あれば営業)
  • URL : https://www.naogen.co.jp/store/

そのほかの施設

大野からくり記念館

「大野からくり記念館」は江戸末期の科学者で“加賀の平賀源内”と言われた大野弁吉の作品やからくりの歴史を紹介しています。精妙なつくりに驚いたり感激したりの連続です。
石川県金沢港大野からくり記念館見学約40分
開館時間:9:00~17:00
定休日:毎水曜(祝日の場合は翌日)及び年末年始休館
入館料:おとな300円・小中高校生200円
☎:076-266-1311

URL :http://www.ohno-karakuri.jp/

 

大野のまちなみ

運河に架かる橋を渡り、古の面影を残す大野のまちなみへ。映画「しあわせのかおり」の舞台となった建物の先には、風格ある店構えの「宝生寿司」、文政8年創業の「直源醤油」の白い土蔵など、歴史を感じさせる家並みが続いています。
大野まちなみ散策(もろみ蔵休憩15分含む)約30分 ※もろみ蔵 開館時間:11:00~18:00(土日・祝は10:00~)

金沢港周辺観光情報:http://www.awacho.co.jp/main/tour/0614tour.htm
WEBもろみ蔵情報 :http://www.sakane.net/kanazawa/moromigura/index.htm

 

ヤマト醤油味噌

海沿いの道を大野港方向へ歩いて行くと、醤油の香りが漂ってきます。
大野地区は藩政期から醤油づくりが盛んでした。醤油5大産地のひとつ。今も独特の旨みのある醤油が造られています。ヤマト醤油味噌は、その中でも大手の一つで、醤油・味噌蔵の見学ができます。醤油アイスや醤油チョコも一度味わったらヤミツキに!
ヤマト醤油味噌見学約40分
見学時間帯:10:00~17:00
定休日:毎水曜及び年末年始定休/見学無料
☎076-268-1210
WEBサイト:http://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/ichikouji.html

いきいき魚市

いきいき魚市の正式名称は水産物中卸荷捌施設で、漁師や産地中卸の直売場です。
前夜水揚げされたカニ・エビ・鮮魚が格安で購入でき、そのまま発送してもらうことも可能です。
いきいき魚市ショッピング約30分
開場時間:9:00~16:00
定休日:毎水曜及び年始定休
☎076‐266‐1353
いきいき魚市:http://ikiiki.or.jp/

大野への金沢駅からのアクセス

《金沢駅大野方面 バス乗り場》

金沢駅金沢港口(西口)を左に駅の横を通ってJR高架下を南400m徒歩3分中橋バス停へ。ここから金石・大野方面行きの北鉄路線バスに乗ります。
「中橋」バス停から、🚍大野行きバスの乗車し、終点「大野:バス停で下車。もしくは「中橋」バス停から🚍大野港・からくり記念館行きバスに乗車し、「大野港」バス停で下車。それぞれ所要35分ほど。

《金沢駅に戻る》

いきいき魚市から金沢駅まではバスもありますが、非常に本数が少ないためタクシーを利用してください。
いきいき魚市 ― 金沢駅港口 10分
🚖料金:1400円程度

 

 

参考文献:JR東日本、JR西日本「金沢日和 Spring 2017  かなざわびより」「金沢日和 Spring 2017 醤油もまち大野 そして金石」、WEB「金沢物語」より

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