絶海の孤島「南大東島」を探る!

台風のニュースなどで、よく耳にする「南大東島」。聞いたことはあっても、実際どこにあり、どのような島か? よく知らないという方も多いのでは。その南大東島の知られざる魅力とは?

URL :http://www.vill.minamidaito.okinawa.jp/

大東島とは?

沖縄本島の東340kmの太平洋にポツンと浮かぶ孤島大東島という名前は、沖縄の古人が、遙か東の海の彼方にある島という意味の島言葉「ウフアガリジマ」からきていると言われる。「南大東島」と「北大東島」、無人島の「沖大東島」等からなる島々を総称して「大東諸島」と呼ばれている。

人の住み始めた歴史は100年あまり無人島であることは、奄美や沖縄の島々では早くから知っていたようだが、この絶海の島に人が住むようになったのは、今からおよそ100年前のこと。

初めて国際的な地図に登場したのは1820年。19世紀前半に大東島はボロジノ島として正式に英国海軍の海図や欧米の地図に登場。「ボロジノ」とは島を発見したロシア海軍士官であったポナフィディンの指揮する艦船・ボロジノ号にちなんで命名。その後、1885(明治18)年正式に日本の領土となる。
険しい断崖絶壁に囲まれた島にはなかなか上陸が難しく、1900(明治33)年、八丈島出身の玉置半右衛門氏による開拓団が南大東島への上陸を果たす。

誕生は赤道付近 年間7cm移動を続け進化をしている島!

大東島の際立つのはその独特な地形と固有性。島は約5000万年前に赤道付近でサンゴが隆起してできた環礁で、一度も大陸とつながったことない。
永い歳月の間に地殻変動を繰り返しながらフィリピンプレートに乗って北西方向に移動している。現在、大東島と呼ばれているのは海底4000mからそびえる山の頂上わずか2%が海面上に出ている部分。今でも年間7cmの距離で北西方向に移動している。
島はドリーネと呼ばれる真ん中に行くほど海抜が低くなるすり鉢状の地形。断崖絶壁、砂浜はひとつもない。島の中程にはドリーネに水がたまり、池や湖となっている。

ダイトウブルーの透明度は100m!

海底でプレートとプレートが合わさる大東諸島と琉球列島の間には水深6000mを超える琉球海溝があり、島の周囲は恐ろしいほど水深が深い。南大東島と北大東島の間は8kmほどだが、水深は1500mもある。
そんな大東島の海は驚くほどの透明。透明度は100mとも言われる。砂浜がないので、子どもたちは岩をくり抜いたプールで海遊びをするそうで、そのプールにも色とりどりの熱帯魚たちの姿が映っている。

ダイトウオオコウモリ、南大東島東海岸植物群落など固有種がいっぱい!

絶海の孤島の南大東島は、沖縄の島々とはまったく異なる独自の進化を遂げた天然記念物に指定されるダイトウオオコウモリをはじめ、ダイトウビロウ、ダイトウセイシボクなど様々な固有種が生息している。

《ダイトウオオコウモリ》

翼手目オオコウモリ科の大東諸島だけに生息する固有亜種で学術上貴重な存在。翼を広げると80cm以上にもなる大型種。首のまわりの体毛が美しい白色や金色である点が大きな特徴。林の中に住みながらガジュマルなどの実や若葉を食べる点は、洞窟に住んで昆虫を食べる小型コウモリと違っている。

《南大東島東海岸植物群落》

大東島東海岸の通称「海軍棒」と呼ばれる岩礁地を含む一帯にあり、数多くの固有植物が生息し、国の天然記念物として「南大東島東海岸植物群落」に指定されています。
この地域にはミズガンピを主としたオオソナレムグラ・ボロジノニシキソウ・アツバクコ・ウスジロイソマツ等の混生した群落が見られる。その中でもボロジノニシキソウの群落は南北大東以外にマリアナ諸島・オーストラリア等の極限られた地域でしか見ることのできない、学術上貴重な群落。
海底より4000m級の珊瑚礁が隆起して出来上がった島々は鍾乳洞だらけ

一般公開されている南大東島の「星野洞」の美しさは必見! その他にも島のいたるところの洞窟は地下につながっていて、島中が鍾乳洞説もある。その全貌はまだまだ調査中。インディ・ジョーンズ気分で洞窟や地底湖を探検できるツアーもある。ツアーに参加するには要予約。
平日:南大東村役場 産業課 (☎09802-2-2037)
土日、祝祭日:大東観光商事(☎09802-2-4333)
受付時間は午前 9時~11時、午後 2時~4時 までとなっております。
URL :http://vill.minamidaito.okinawa.jp/cape/

アクセス

【飛行機で行く】
区間:那覇空港~南大東空港  所要時間:約1時間
機種:DHC8-Q100型機(39人乗)
予約先:☎0120-25-5971
【船で行く】
区間:泊港南岸~南大東島
運航:週1便か2便(月に4~5回)
所要時間:13時間
船の名前:だいとう
料金:大人片道 ¥5,540
小人片道 ¥2,770
学割片道 ¥4,440
問合わせ:大東海運 株式会社 ☎098-861-0515
※ 注意:天候により欠航する場合あり
南大東島ホームページ :http://www.vill.minamidaito.okinawa.jp/index.html

宮古島 神々の棲むパワースポット「大神島」

 

神々の棲むパワースポット「大神島」

神様がいる島“と言い伝えられている神秘的な島「大神島(おおがみしま)」。自然の神様に愛された大神島は、沖縄でも有数のパワースポット(聖域)が集中する島と言われる。”人口はわずか約30人(2017年時点)の小さな島は、宮古島から北へ4kmほどの場所にある。最近はパワースポットとしても人気がある。但し、神聖な聖域がある故、島独自のルールが存在する。

奇妙な石「ノッチ」

大神島の沿岸船沿いでは「ノッチ」と呼ばれる奇石がまるで木やキノコのような奇妙な形をして存在している。 この奇石(ノッチ)は、もとは島の隆起によって地表から転がり落ちた岩である。その岩が波の侵食で根元が削られ長年にわたり少しずつ削られ、今のような奇妙な姿になったそうだ。

 

パワースポットと島の掟

人が住み始めて約200年とされるこの島は多くが謎に包まれている。島の歴史は住民間の口承によって継承されることが中心であったことや、秘祭「ウヤガン」のため外部による調査を拒んできたことなどが背景にあるようだ。

この島には、「聖域」と呼ばれる神聖な場所があり、立ち入り禁止の場所も多くある。大島観光協会によると島には独自のルールがある。
1)島の神祭行事の日には立ち入り禁止区域があるが、島に入島は可能
2)聖域はみだりに入ることは禁止されている
3)島の自然を壊したり持ち帰ったりしてはいけない。

大神島~宮古島定期便 時刻表(船名:スマヌかりゆす・所要時間:約15分)

4~9月 夏季時刻表
宮古島(島尻港)発:08:30、11:00、13:30、15:40、17:20
大神島発:08:00、10:20、13:00、15:00、17:00
10~3月 冬季時刻表
宮古島(島尻港)発:09:00、11:40、14:15、16:45
大神島発:08:15、11:00、13:45、16:20
(片道)大人350円、小人180円 (往復)大人670円、小人350円
お問合せ:大神海運 宮古島市平良字島尻6
☎ 0980-72-5477 Fax. 0980-72-5500
大神島ホームページ:http://o-gamijima.com/index.php

 

引用文献:ジモトのココロ編集部「台風情報でよく聞く「南大東島」がトリビアまみれの島だった」、南大東島ホームページ 、WEBジモトのココロ編集部「夏の離島ランキング、1位は黒島。「フォトジェニックな島」が上位独占」、「大神島ホームパージ、大神島自治会(沖縄県宮古島市大神島自治会)」より

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